中央⽇本⼟地建物グループのR&D拠点「NAKANIWA」は、森林をイメージしたユニークなワークプレイスであり、オフィスの付加価値を高める空間づくりの実験の場でもあります。このNAKANIWAでは、中央日本土地建物グループの担当者が企画する、社員のサステナビリティ意識やワークエンゲージメント向上などを目的としたワークショップイベントが定期的に開催されています。今回は、デスクワーク中にできるヨガストレッチを中心に、休憩の仕方と間食のコツもレクチャーする「ヨガイベント」を取材してきました。
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NAKANIWAは、中央⽇本⼟地建物グループが⽬指す「新しいワークプレイス」および「オフィスの付加価値向上に資する空間」を開発するためのR&D拠点です。
2023年10月のオープン以来、特に「インフォーマルな空間で⽣まれる付加価値」に着⽬し、社員が実際に利用する中で、居⼼地の良さやそこから誘発されるコミュニケーション・創造性・⽣産性・エンゲージメント向上などの可能性を検証しています。 また、山梨県⼭中湖村にある中央⽇本⼟地建物の保有林の間伐材を⽤いた内装づくりや、神奈川県平塚市にある保有林の植生をイメージした植栽を通して、利⽤者が森林や⾃然とつながるきっかけづくり、環境配慮やサステナビリティに対する意識醸成、そこから⽣まれる交流発展を図っています。
「ほかの人と比べず、心地良さを大切にしていきましょう」そう参加者たちへまっすぐ語りかけるのは、これまでもヨガイベントで講師を務めてきた「庭園ヨガ」講師のSakuraさん。今回は初めての試みとして、関西支社とオンラインでつなぎながらの開催。画面の向こうの参加者へも優しい笑顔を向けます。
「身体が硬いから⋯⋯普段運動してないから⋯⋯と心配する必要はありません。ヨガで一番大事なのは“呼吸”です」。まずはゆっくりと椅子に座りながら、息を整えるレッスンからスタートしました。
鼻から大きく息を吸って、口から吐く。以降は徐々に鼻呼吸をしていくのが、今回のヨガの基本だそう。
中には「靴を脱いでしまうのがおすすめ」と聞いてすぐ裸足になり、より開放的な気分になる参加者も。膝に置いた手のひらを空に向け、目を閉じながら息を整えていきます。
また、Sakuraさんからは「4秒間で吸い、6秒間で吐く呼吸」をすると、身体の緊張が緩みやすくなることが語られました。慣れてきたら、さらに息を整える時間を延ばしてもいいそうです。
「い、いたた!」関西支社とつないだスクリーンから聞こえてきたのは、肘を肩の後ろまで曲げるポーズのときでした。
「痛ければ、まずは小さい円を描くイメージからスタートして大丈夫です」とSakuraさんがアドバイス。普段動かすことがあまりない箇所を伸ばしているため、ゴリゴリと身体が鳴るケースも珍しくないようでした。
その後も左右へ身体を傾ける動きなど、多様なポーズで身体をほぐしていきます。鼻で息を吸って鼻で吐く、基本の呼吸法を常に意識するのがコツだそう。
ほかにも、背骨のストレッチである「キャット&カウ」など、座りながらできるストレッチが次々と紹介されていきます。「自分のペースでやるのがヨガです。いつでも休憩してくださいね」。Sakuraさんの優しい声を頼りに、安心して伸びを感じやすい場所を探していく参加者たち。
身体がほぐれてきたタイミングで、Sakuraさんより「ここからは、月礼拝(つきれいはい)の時間です」との言葉が。「月礼拝」とは、ゆっくりとした月の満ち欠けと同じイメージで、呼吸を整えながら身体の緊張をとる一連の動きのこと。
初めに胸の前で合掌し、肩の力を抜きながら背骨とおしりを伸ばす、座ってできるヨガの基本ポジションに戻ります。その後は、左右に上半身をツイストさせる動きなど、身体をより大きくストレッチさせる方法をレクチャーされました。
「息を吐くときに、身体の余分な力が外へ出ていくイメージをしてみましょう」。Sakuraさんのアドバイスを聞きながら、両手を空に伸ばす三日月のポーズなども行われます。デスクワークで目と肩に常に疲れを感じているという参加者は「こういった機会があるおかげで、自分の身体とゆっくり向き合えます」と効果を実感していました。
座ってできるさまざまなヨガのポーズを実践したあとは、椅子へ深めに座って行うクールダウンタイムへ。両手で左右の膝を抱きしめながら、頭や肩の力を一気に抜きます。
そして身体がリラックスしたタイミングで、いよいよ本イベントの最終段階である瞑想に入ります。親指と人差し指で輪を作り、ももの上に置いた手のひらを空に向ける。坐骨で椅子を押しながら背中を伸ばし、呼吸に意識を向けることが大切です。
ゆっくりと目を閉じる参加者たちに、Sakuraさんからは「瞑想中、さまざまな考えや感情が浮かんでくると思います。それらの事象にとらわれる必要はありません。心がどこかへ向かうたび、それに気づいてもう一度優しく呼吸に戻っていきましょう」。
リラックスした身体を徐々に覚醒させるための道具「ティンシャ」をSakuraさんが鳴らし、参加者それぞれが自分と向き合う時間が終了。最後に、上手な休憩と完食の取り方についてレクチャーされました。
初めにSakuraさんが話したのは「耳のマッサージ」「目を閉じて3回呼吸」「好きな香りで深呼吸」をする3つのミニセルフケアの方法。そして集中力を保つための間食のコツとして、お腹を満たすためではなく、頭を切り替える意識で食べる重要性が伝えられました。
「間食の前に、一呼吸をするのが大事です。30秒作業をやめるだけでも、身体が休憩へと切り替わります。自分がどのような状態か気づけるヨガを取り入れつつ、疲れる前にこまめな休憩を取るようにしてみてくださいね」とSakuraさんが笑顔でアドバイスし、関西支社と連携したヨガイベントが終了しました。
イベントの最後には、おすすめの間食としてナッツとフリーズドライのスープのプレゼントが。参加者たちは楽しそうに選びながら持ち帰っていました。
最後に、参加者一人ひとりと丁寧に向き合ってくれた講師のSakuraさんとイベントの運営を行った中央日本土地建物の小宮さんに、今回の感想と今後のイベントへの思いを聞きました。
Sakuraさん:
「ヨガにはこうしなければならないとか、この形式でなければいけないとか、決められたものは存在しません。イベント内で伝えた休憩の取り方や間食のコツを、今後もヨガを通して伝えていけたらいいですね。今回は、関西支社とオンラインでつなげましたが、画面越しでもみなさんがリラックスしているのがわかりました。今後はさらにリラックスできる空間のイベントをNAKANIWAと作っていきたいです」。
小宮さん:
「今回初めて大阪と中継を繋ぎ、東京と二拠点で実施しました。場所が異なっても同じ時間に同じ体験を共有できたことで、一体感が生まれ、参加した皆さんからも前向きな反応をいただくことができました。 これからも、心と身体を整えられるような取り組みを継続していきたいです。」
デスクで簡単にできるヨガと、休憩の仕方や間食のコツが伝授された本イベント。参加者からは、「瞑想の間はいろいろ考えてしまうものの、NAKANIWAの穏やかな空間で目を閉じているだけで、感情を一度リセットできたのが良かった」と感想をいただきました。
今後もNAKANIWAという空間でリラックスしながら心身を整え、仕事へのモチベーションにもつながるようなイベントの開催が楽しみに待たれます。